デザインのタイプは非常に多く、切り分けるにしても男性らしさ、女性らしさ、児童向け、年配者向など様々な切り口で分けることができます。
ガーリーはそういった中の女性に好まれるデザインに該当し、「少女らしさ」や「可愛らしさ」などを指します。ガーリースタイルといった言い方もしますね。
流行
ガーリーの流行に関してはおそらく1990年代かと記憶しています。
当時ガーリーデザイン、ガーリーフォト、ガーリースタイルと言った様々な言葉が流行し、様々な場面でガーリーという言葉を目にしました。
現在この記事を執筆しているのは2013年なので、すでに20年程前の事になります。僕がまだ学生で当時Web業界を目指すとかそういう意識もない頃の記憶になりますが、最近ガーリーをよく目にして懐かしいなと感じます。特にインスタグラムと言った写真共有サービスや、女性ブロガーさんのブログのデザインなど、自分が興味のあるWebを中心に見かける事が多いですね。
また、フェリシモと言った女性をターゲットにしたブランドについても、冊子のデザインがガーリーだったりと、女性らしさを表現するにはすでにデファクトースタンダードの一つになっているとも感じます。
ただ、女性らしさという定義となると広義になりますし、女性らしいもの全てがガーリーか?というとそういうわけではありません。
大人の女性が好むシックなものはガーリーとは結びつかないでしょう。
ガーリーデザイン・スタイル
ファッションや印刷物、建築物、Webデザインなど、あらゆる場面でガーリーデザインは目にします。
ファッション
レースやリボン、花と言った女の子らしい可愛い物がすごく特徴的です。色も赤、ピンク、水色と明るめの色が多いのが特徴ですね。
フェリシモのhaco.が展開しているCOSPLAYなんかがすごく可愛くて参考になります。
フェリシモ haco. COSPLAY
建築(カフェ)
白を基調とし、あまり多くの色や主張の強い色は目に飛び込んで来ません。ピンクや水色の小物と木の床、自然の緑がバランスよく配置されていて綺麗に整理されています。少しエレガントさを感じるお店ですね。
Webデザイン
Pretty Ballerinasという靴のブランドのWebサイトです。パララックスが特徴的で、デザインも女性らしさがしっかり出ているサイトです。
ブログ
最近とても仲良くしていただいているWebデザイナーかなさんのブログです。ガーリーの特徴とされるモチーフがところどころに散りばめられたとてもかわいいブログです。ガーリーに関する記事も書いていて非常に参考になります。
ガーリー好きがお届けするガーリーデザインのポイント5つ
ガーリーデザインで特徴とされるもの
・配色:淡い色味(白・ピンク・水色・ピンク等)
・パーツ:ディティールの細かなものや、淡いカーブなど(レース、フレーム、カリグラフィ等)といったものを多く見かけます。女性の持つ繊細さ、可憐さ、可愛らしさと言ったキーワードと非常にマッチしますね。
ガーリーフォト
写真のレタッチでガーリーをイメージする写真も多く見かけます。特徴として明るめの彩度に淡い色合いのものが多く、上記で記載したようなインスタグラムなどでよく見かけます。
僕はタンブラーをほとんど使っていないのですが、WebDesignRecipesの高橋のりさんがガーリーフォトを非常に多く共有されています。http://webdesignrecipes.tumblr.com/
女性の可愛らしさが表現された写真が非常に多いですね。
フリー素材
フリー素材 * ヒバナ
商用可能なフリー素材。ただしリンクウェアなのでリンクを張る必要があります。壁紙はもちろんのことながら、ボタンやレース、ハートなどガーリーっぽいパーツも充実していて非常にありがたいです。
最後に
ガーリーなデザインは非常に特徴的で、実際のデザインとなるとバランスをとるのが難しいとよく言われます。
他のガーリーなものがどういう風になっているかをしっかりと研究し、特徴を捉えていくことでこういったデザインも出来るようになっていきます。
ガーリーに限ったことではありませんが、しっかりと他のサイトや媒体を見るというのは必要な事ですよね。
ガーリのWebサイトに関してはクリエイティブメモメモ:まるでおとぎ話の世界みたい!かわいくてガーリーな21サイトをご紹介にて沢山紹介されていますので、ぜひそちらも見てみてください。
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