世界中で愛されるルイス・キャロル(本名:チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン)著、不思議の国のアリス。
少女アリスがうさぎを追いかけて不思議な世界を旅する話は、著者ルイスが知人の少女に即興で作って聞かせていた話が元となってできたものです。
少女はルイスに「物語を書きとめて」とお願いするほどお気に入りの話だったそうで、ルイスは少女の願いどおり話を綴り、挿絵や装丁を施した一冊の本として少女にプレゼントしました。
ルイスはこの本を児童文学の作家である友人とその家族にも見せていたのですが、この友人から出版を勧められたこと、その友人の子どもから励まされたこともあり、不思議の国のアリスを世に出すこととなり、更に数年後続編となる鏡の国のアリスを出版することとなり、さまざまな国の言葉に翻訳され全世界で愛される本となりました。
尚、本をプレゼントされた少女はアリス・リデルといい、この物語の主人公アリスのモデルとされています。
アリスの世界観
イラストは Alice-in-Wonderland.net から
アリスが迷い込む世界にはしゃべる動物や動くトランプなど、不思議な生き物がたくさん登場し、それぞれとても魅力的なキャラクターで、アリスの世界を支える重要な役割を担っています。
- 懐中時計を持ったチョッキを着ている白いウサギ
- 水タバコをふかすイモムシ
- 気高いトランプのハートの女王に気弱なキングの王様と配下のトランプ兵達
- 縞模様のチェシャ猫
- などなど
アリスの世界観にあるのはキーワードを抜き出すと
- 少女
- かわいい
- 不思議
- おとぎ話
で、ウォルト・ディズニー・プロダクションが長編アニメーションを作るなどから、ターゲットは女の子。そのためデザインを見てもガーリッシュなものが非常に多く、ファッションではロリータファッションにも大きく影響を与えています。
公式サイトの方だと商品が見れないので洋服を見たい方は下記サイトなどで見たり購入できます。(余談ですがサイトのデザインさせていただきました。)
このブランドのコンセプトは「海賊の中に紛れ込んだアリス」で、可愛らしさと勇ましさが融合した素敵なブランドになっています。
尚、アリスのイラスト自体は作者であるルイス・キャロルが1898年没となるので、パブリックドメインとなります。
パブリックドメイン
著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。日本語訳として公有という語が使われることがある
wikipedia: パブリックドメイン
アリスがコンセプトのお店など
ファッション以外にもコンセプトがアリスなお店があって、デザインもこだわっているお店が多いです。
この中にある幻想の国アリスは大阪の梅田。それ以外は東京という感じですね。
雑貨を販売する店舗で中にはかわいいアクセサリーやお菓子などが数多く販売されています。アリスの雰囲気に合わせて入り口が小さくなっているのもおもしろいです。
福岡、東京、大阪、名古屋 に店舗があります。
こちらもアリスグッズを取り扱う雑貨店で東京の自由が丘に店舗があります。このあたりは可愛いお店が他にもあったのですが、ここ数年全然自由が丘に行ってないので近々行きたいです。
こちらは店舗ではなく今年2019年3月16日(土)〜5月26日(日)神戸で開催の展示会です。
冒頭で述べたルイス著の現存する書籍や挿絵の展示、コンセプトアートなどが閲覧できます。物販コーナーでは可愛い雑貨が沢山販売してあって何を買うのか凄く迷いました。
尚、2019年7月13日(土)~9月8日(日)の期間で長野県松本市で開催が決まっていることと、他の地域の見出しがあるので関西以外でも見ることができそうですね。
アリスにおける配色
ガーリーデザインに合う配色は基本ハマると思いますが、個人的にこれ!というものをまとめました。
#99d3b9
#acd8c5
#a7e3e9
#b3d7e8
#3492ad
#075c8b
#611d6d
#a74575
#751530
#e2cf1f
#f4ecbc
フォント
配色と同じくガーリーに合わせるフォントがしっくり来ます。オールド体やスクリプト体などが合いますね。個人的にはやはり丸明オールド!
明朝体
- 丸明オールド
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- 筑紫Q明朝
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- 筑紫アンティークS明朝
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- マティスえれがんと
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
ゴシック体
- モトヤマルベリ
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- ヒラギノ丸ゴ
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- スーラ
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- ロダンカトレア
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- ロダンハッピー
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- 筑紫アンティークSゴシック
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
デザインフォント
- スキップ
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- ライラ
- アリスは川辺でおねえさんのよこにすわって、なんにもすることがないのでとても退屈(たいくつ)しはじめていました。一、二回はおねえさんの読んでいる本をのぞいてみたけれど、そこには絵も会話もないのです。「絵や会話のない本なんて、なんの役にもたたないじゃないの」とアリスは思いました。そこでアリスは、頭のなかで、ひなぎくのくさりをつくったら楽しいだろうけれど、起きあがってひなぎくをつむのもめんどくさいし、どうしようかと考えていました(といっても、昼間で暑いし、とってもねむくて頭もまわらなかったので、これもたいへんだったのですが)。
- Alice in Wonderland
文章はダミーテキスト作成ツールより引用しています。
最後に
アリスの世界は凄く可愛くて魅力的な世界です。おそらくこのブログを御覧頂いてるかたも好きな人は多いと思いますが、これから先もずっとより多くの人達に愛される作品だろうことは想像つきますね。
最後に僕が持っているものでお気に入りをご紹介。
上記で紹介したアリス展の冊子
表紙カラーがこれとは別に黒もあってものすごく悩みました。結局選んだのはこちらなのですが、黒も買うか悩むほどにどちらも素敵でした。
中身はアリス作品の紹介がびっしり掲載されていて、読み応えありです。
不思議の国のアリス 飛び出す絵本
本を開くとアリスたちが飛び出すギミック本です。飛び出し方が大胆で見るのが凄く楽しい一冊。Amazonなどで買うことができます。
トランプ
こちらも上記で記載したアリス展で購入したもの。JOKERのイラストが素敵。
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