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スーパーハッカソン2012に参加してきました

8月の終わりにいつも勉強会でお世話になっている横田さん(@yokotak0527)に誘われて大阪で開催されたスーパーハッカソンに参加してきました。

  1. 1.スーパーハッカソンとは
  2. 2.開会日(9月1日)
  3. 3.開発の1週間
  4. 4.発表日(9月8日)
  5. 5.考察
  6. 6.開発したアプリケーションについて
  7. 7.最後に

スーパーハッカソンとは

このブログをご覧の方は聞きなれない言葉かもしれませんので、少し解説したいと思います。

ハッカソン

開発者たちが会議室やソファーがある場所にノートパソコンを持参してあつまり、みんなで一緒にソフトウェアをハックしたり新しいものを開発して、最後にプレゼンするというギーク向けのお祭りイベントの事をハッカソンといいます。大体が一日中行われるのが普通で、中には合宿をおこない、数日から1週間といった期間を設けて行うこともあります。

今回はこのハッカソンと言うイベントをもっと大きくしたもので、公式サイトでは

スーパーハッカソン2012は、一週間でテーマに沿った製品/サービスのプロトタイプ(動作するもの)を完成させるコンテストです。

スーパーハッカソン2012 スーパーハッカソンとは
となっています。

本イベントに関しては5人までのチーム編成と言うことが条件で、僕は誘っていただいた横田さんと、こしあんさん(@alphabet_h)の3人でチームを組みました。担当は僕がプランニングとコーディング、横田さんがデザインとフロントエンド、こしあんさんがシステムといった編成でした。

開会日(9月1日)

開会日は株式会社サイバーエージェントにて行われました。過去にあったハッカソンの優勝者の方からのコメントや、まだチームに所属していない人のチーム探しといった事から始まり、今回のハッカソンで制作するテーマと採点基準が発表されました。

今回のテーマは3つで、そのうちどれかに沿ったものを作るという決まりがありました。テーマは

  • 「言葉(テキスト)を画面内に使わない」仕事に欠かせなくなる製品/サービス
  • 世界中の企業が今すぐ使いたくなるコーズマーケティングをテーマとした製品/サービス
  • Boundio APIを利用した新しいビジネス支援/コミュニケーションサービス

で、採点基準は

  • アイデア
  • 完成度
  • 実現度

ということでした。そこからまず、どのテーマにするか?ではなく、それぞれのテーマにおいてどういう事が連想されるか、何ができそうかというアイデアを出し合うアイデアソンに移行しそれぞれアイデアを出して行きました。

ルールとして、アイデアソンでは意見を否定しないと言うことがありました。これは否定することでは何も生まれない。良い発想も出づらくなる。まず、出して肯定してそこからさらにどう広げていくかを考える。というのが大事なポイントで、僕らはWebといった考えを超えていても気にせず意見を出していくことにしました。

おかげでかなりのアイデアが出たことと、どれをやるか!というのが直ぐに決まったように思います。

一先ずアイデアが固まった段階で運営者にプレゼンをしないといけないので、少し詰めて行きました。僕らが構想したのは「言葉(テキスト)を画面内に使わない」仕事に欠かせなくなる製品/サービスから、タスクが遅れているユーザーに対し、直接ではなくアプリを使って通知するといったものです。

割とネタに走っていた部分もあって考えてる間は面白かったんですが、後々冷静になって考えると色々まずい点もあるということでネタ的な部分は外しました。

そんなこんなで開会日が終わり、イベント終了後3人で実際に作る為の考えをまとめていき、その中で具体的な構想を練っていくに連れて元々のコンセプト空も少しずつ違う方向へ進めていき、最終的には最初の構想と違うアプリになりました。
結局話しの折り合いが付いたのが23:00頃だった気がします。長丁場な1日でしたが非常に濃い一日でした。

開発の1週間

開会日翌日から、発表までの1週間みっちり開発です。僕はコーディングなのでデザインが上がり次第コードを書いていったんですが、みんなそれぞれ仕事をしながらなので、ほんと寝不足が続いていました。社会人の参加が非常に多かったこと、フリーランスではなく会社勤めな人も結構居たので、殆どの人がこの1週間ろくに眠れていなかったと思います。

一週間の辛抱だから!と励まし合いながらやっていたのが忘れられません。貴重な体験ですね。

一週間はほんとあっという間で、時間がほしい!という思いが非常に強かったです。また、会ってすり合わせができないので、常時スカイプやチャットワークといったコミュニケーションツールが必須でした。

最終日の金曜日は泊まり込みで最後の追い込みをしていたおかげで、殆ど寝れなかった1日でした。ほんとハード。

発表日(9月8日)

最後の追い込みでなんとか最後まで完成させ、発表に間に合いました。ほんとギリギリ。

実際にプレゼンを始める前に審査員の方からお話があり、今回採点の基準点を説明しますということだったんですが、ここで僕らは少し「あれ?」という心情に陥っていました。

というのも、審査員の方のお話によると「作ったサービスが生き残っていくには、収益がきっちり出せる構想があるか。ということです。ですので、今回はその部分を重点的に見せていただきます。」

と言う話だったんですよね。僕らはあまりお金お金というものよりも、面白いものを作ろう。という発想でネタ的なものを作っていたので、収益と言う部分が殆ど考えられていませんでした。

実際にそれぞれの開発チームのプレゼンを見ていましたが、一番多かったのはコーズマーケティングを利用したもので、何処のチームも収益の部分はしっかり考えているなーという印象でした。僕らはかなり不利な状況だなと感じており、結局結果も残念な結果になってしまいました。

考察

結果は結果として、初めて参加したハッカソンでしたが大変ではありながら楽しいイベントだなと思いました。
個人的には明らかなスキル不足な部分を感じて、これから何を勉強していくかを考える良いきっかけをもらったと思います。他のメンバーにはほんと迷惑をかけっぱなしで申し訳なかったです。

しかし、自分のスキルがどれぐらいのものなのか。まわりの人のスキルはどれぐらいなのか。を知れるのは凄く大事なことですし良い機会でした。人間は割りと現状に満足しがちな生き物だなって思うので、これから先も自分がこの業界でやっていくならそれじゃダメだなって思います。そういう意味で参加した価値は凄く高かったし、参加して良かったと思います。

第二回に参加できるか、今のところわかりませんが、1月中旬あたりに開催される予定なので、是非皆さんもご参加してみてはいかがでしょうか?

日常の業務では見れないものが見れたりしますよ。

特に、普段一緒に仕事しない人と何かを作るなんて、中々できることじゃないですしね。

開発したアプリケーションについて

最後に、開発したアプリケーションを紹介させていただこうと思います。僕らが開発したのはWebアプリケーションになります。

コミュニティWebアプリ 「emotico(エモティコ)」

emotico

このアプリは会社だけでなく、学校や団体といった様々なコミュニティの中で、1人からの評価ではなく、コミュニティメンバー全体からの評価を得る事ができ、よりフラットな評価へ近づけるためのアプリケーションです。

ユーザーとして想定したのは、自身の部下などに評価をしないといけない上司とし、現状の問題点として複雑な上下関係を想定しました。グローバル化した職場や、年齢の壁といった物があるなか、部下に対して正当な評価を下せるか?という疑問を持つ方は少なく無いと思います。

ですが、このアプリを使うことで、他のユーザーもメンバーを評価する事になるので、上司の方は一つのフラットな評価の目安として判断する事ができます。

このアプリはテキストを一切使用していません。ですのでログインのシステムを従来想定できるものは採用せずに別の手法を採用しました。(この部分については割愛させて頂きます。)

インターフェースにおいても、極力シンプルにし、ユーザーの学習がすぐに効くようにデザインしてくれました。ユーザー体験が効かない分、余分なものは画面に入れない設計になっています。

emotico
トップ画面

emotico
ユーザーグループを作成する画面

emotico
ユーザーグループ画面

emotico
ユーザーを評価する画面

emotico
ユーザーを褒める画面

emotico
ユーザーが他のユーザに褒められている画面

このアプリにおいて、コミュニティメンバーは他のユーザーを1日1回評価する必要があります。そして、評価の値が一定値以上のユーザーに対しては褒めてあげる事ができます。

一方ほめられたユーザーは、翌日ログインした際に褒められている画面が表示され、誰が褒めてくれているかを見ることができます。

言葉では褒めにくい場合でも、アプリケーション上なら気軽に褒めてあげる事が出来るのもこのアプリのポイントです。今回はWebアプリとして作りましたが、今後の展開としてスマートフォンのアプリとして出すのが最適だろうなとも持っています。

アプリに関する説明は横田さんのブログ(スーパーハッカソンに出た。)でもう少し詳しく説明されています

感情を伝えるのにパソコンを使うより、スマートフォンで即座に伝えるほうがアプリとしての楽しみもますでしょうからね。

最後に

1週間でしたが面白いものが作れたなと思います。ですが、がんばった分悔しい気持ちが強かったです。納得出来ないなっていうこともありましたけど、それだけチームで頑張ったからだなというのも思います。次回1月中旬頃に第二回があるとのことなので、挑戦できそうならやりたいなと思っています。

こういったイベントって正直、すでに知った中の人達で構成されていて、新規で参入するのは敷居が高いというイメージが強かったです。正直誘ってもらっていなければ参加しようと思わなかっただろうし、これから先も変わってないんじゃないかな?って思います。ですが、今回のスーパーハッカソンは僕達以外にも初めての参加という方も多かったこと、エンジニアだけでなく、デザイナーやプランナーが多く参加したこともあり、新しいイベントだなと感じました。

今回主催されたfujiiさんもブログ(スーパーハッカソン2012が終了しました、皆様有り難う御座いました)で書いていますが、今までに出会えていない層へのアプローチというのは凄く大事だなと思います。僕が所属しているWordBench大阪でも感じますが、今まで見てきた人じゃない人々が前で登壇したり、コミュニティを盛り上げたりというのはいろいろな人に良い刺激を与えるなって思います。

大阪はIT系のイベントがもっとあってもおかしくないのに、どうも少ない感じがします。ここ数年で大きく増えてきたとはいえ、やはり東京だともっと沢山ありますし、同じ関西でも、隣の神戸とかのほうが活気があるように見えます。(僕だけかもしれませんが。)

都市で言えば東京の次は大阪と言われるぐらいなので、もっともっとITが活性化してほしいなと思います。その為に出来ること、少しづつ見つけていきたいですね。

最後に、今回主催されたfujiiさんを始め、スタッフのかた、参加された方々、審査員の方々本当にお疲れ様でした。良い場を頂きありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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