http://mozilla.jp/firefox/
firefoxのダウンロードはこちらから
firefoxの設定はメニューにあるとおり、初心者の方でも分かりやすくがモットーに作られています。
しかし、プラグインを入れたりすることで上級者でも使いやすく出来るような仕掛けもしてあり、幅広いユーザーに人気のブラウザです。
こんかいの記事は上級者向けの情報になり、この記事を見て実際に起こったトラブル等に関しては筆者は責任を取れません。
あくまで自己責任の元で行ってください。
firefoxには見えていないカスタマイズ機能があり、configをいじることでレジストを操作するような感覚で細かい部分までカスタマイズする設計が施されています。
設定方法1 about:configを用いる
ロケーションバー(URLを記載する部分)にabout:configと入力すると
上記のような画面が現れます。
最新の注意を払って使用する。のボタンをクリックすると
この画面で表示される物がfirefoで設定出来る一覧で、殆どのものが出てきます。フィルタを使って変更したい項目のみを表示し、設定を変える事で利便性がまします。
実際設定を変更する場合は、各項目をダブルクリックすることでダイヤログが出現するので、そこに値を入力します。
この際変更された項目は即時に反映され、ブラウザの再起動等は必要有りません。
設定方法2 prefs.js と user.jsを用いる
prefs.jsとは・・・firefoxのプロファイルフォルダに存在するファイルで形式はテキストになっています。(拡張子は.js)格納場所は以下の通り。
- Windows Vista、7・・・C:Users<ユーザ名>AppDataRoamingMozillaFirefoxProfiles
- Windows 2000、XP・・・C:Documents and Settings<ユーザ名>Application DataMozillaFirefoxProfiles
- Windows NT・・・C:WINNTProfiles<ユーザ名>Application DataMozillaFirefoxProfiles
- Windows 98、ME・・・Windows 98、ME
- Mac OS X・・・~/Library/Application Support/Firefox/Profiles/
- Linux、Unix・・・~/.mozilla/firefox/
このファイルに直接書き込んでも良いですが、以下の方が良いかと思います。
user.jsとは・・・上記ファイルと同フォルダにこのファイルを置くことで、firefox起動時にこのファイルを読み込み、prefs.jsの設定を上書きしてくれます。
上記2ファイルを保存する際は必ずUTF-8形式にて保存してください。つまりメモ帳では編集できません。エディタをご用意ください。
実際の書き方は
user_pref(“変数名”, 値);
となり、値の部分が文字列になる場合は””(ダブルクォーテーション)でくくります。
firefoxが設定ファイルを読み込む工程
Firefox 起動時の動作
- デフォルトの設定を読み込み
- prefs.js を読み込み
- user.js を読み込み
Firefox 使用中の動作
- オプション画面または、about:configからの設定の変更後即座に、現在の設定を prefs.js に書き込み(デフォルト値から変更されているもののみ)
firefoxを起動した際はuser.jsが最後に読み込まれるので、このファイルに記述している物が一番優先度が高いと言うことになります。
user.jsにて行った設定を削除する場合はは、prefs.jsからも該当記述を削除する必要があります。
実際の設定に関してはこちら
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