WordPress の開発で利用する gulp を使った themrish というものを公開しているのですが、利用している各種パッケージが古かったり、すでに利用していない物があったりしたので中身をバージョンアップしました。
この際に Node のバージョンを現在(2021年8月26日)の推奨版である 14.17.5 に切り替えたかったんですが Node の管理をしている Nodenv では 13.2.0 までしかインストールできません。
nodenv でインストールできるバージョンを確認するには下記コマンドを
nodenv install --list
どうするか調べたところ node-build を利用すればインストールするバージョンを追加できるのでそちらを導入したので以下メモ書きです
nodenv の導入
nodenv の導入がまだの場合はまずここからやりましょう
インストール
git clone git://github.com/nodenv/nodenv.git ~/.nodenv
nodenv にパスを通す
echo 'export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
echo 'eval "$(nodenv init -)"' >> ~/.zshrc
上記の .bash_profile の部分は自分の環境似合わせる必要があります。~/.bash_profile とか
ターミナルなどのシェルを再起動
exec $SHELL -l
とコマンドを実行するかアプリケーションを再起動するか
ここまでで nodenv が利用できるようになっているはず。確認してみましょう
nodenv -v
上記コマンドはアプリケーションのバージョンを確認するコマンドです。-v というのがバージョンを確認するためのオプションで、アプリケーション名とバージョンが表記されれば無事インストールができています。
node-build の導入
ここからが本題。node-build のインストールに Homebrew を使います
brew install node-build
mkdir -p "$(nodenv root)"/plugins
git clone https://github.com/nodenv/node-build.git "$(nodenv root)"/plugins/node-build
インストルできたらインストールできるバージョンを確認しましょう
node-build --definitions
今回は推奨版の14.17.5をインストールするので
node-build 14.17.5 ~/.anyenv/envs/nodenv/versions/14.17.5
14.17.5 の部分を自分がインストールしたいバージョン番号に変更して使ってください
インストール完了。*(アスタリスク)がついているものが現在指定しているバージョンなのでこれを切り替えます。ローカルプロジェクトの方を切り替えたいので
nodenv local 14.17.5
切り替わったか確認します
node -v
これでバッチリ切り替わりました!
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