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デザインする上で要素を目立たせるという事

目立たせる

デザインやコンテンツ制作の打ち合わせをしていると必ず出てくる「目立たせる」という行為。
人によって「赤くして」とか「大きくして」と言った抽象的な言葉で表現されますが、僕ら制作者はその言葉をそのままの意味で捉えるわけには行けません。

何故なら、依頼者が何か目的があってそこを赤くする必要がある、大きくする必要があるならばそれを取り入れば良いです。ですが、その目的がその要素を目立たせたいという場合では話が変わってきます。
そうなると、本来の目的は「目立たせること」であって、決して赤くすることや大きくすることが目的では無いため、実際に赤くしたり、要素を大きくしても目立たなければ目的が達成されず満足されることは無いでしょう。
赤くして欲しい、大きくして欲しいと言うのは、依頼した人の中にある目立たせる事に直結したイメージである場合が多いので、実際に何を望んでいるのかを読み取ることが大事です。

  1. 1.要所を抑えて的確に伝える
  2. 2.目立たせるために使うテクニック
  3. 3.情報の整理
  4. 4.参考文献

1.ポイントを抑えて的確に伝える

りんご

上の写真はCheckという文字を目立たせる為に「赤くする」事と「大きくすること」を採用したものになります。分かりやすいよう極端な例を上げましたが、実際にはあまり目立ってませんよね?

りんご

一方こちらは赤くなければ、大きくもありません。ですがキチンと目立っています。何が違うのでしょうか?

単純に文字は小さいですが、メインビジュアルであるりんごの「赤」に対して補色である「青」を採用し、背景が黒なので明るめに彩度を調節してより目立たせています。

このように、文字を配置するだけでも様々な理由があり、それが理にかなっているかが非常に重要になります。

2.目立たせるために使うテクニック

テクニック

デザインは様々な理由やルールから成り立っていて、それらを理解することで活用できるテクニックが多く存在しています。
言い換えれば、理由やルールが分からないまま安易に多用していくと仕上がりに対して違和感が出てしまったり、効果が半減したりといった物が出来上がるでしょう。

時々「ドロップシャドウを多用しすぎる。」「エフェクトをかけすぎている」と言った言葉を耳にしますが、それらの多くの原因が明確な目的から外れた施策ではないかな?と感じます。

まず「何故それを利用するのか」を深く考えてみる事は大事な事です。

今回は、8種類の前注意的な要素:IDIA.JP
をご紹介させていただきたいと思います。

色調

色調
目立たせたい箇所の色味を変えることで効果を出します。補色を使えばより効果は大きくなります。

位置

位置
一定のリズムの中で目立たせたい部分をずらすだけでも十分目立ちます。

明度

明度
全体が暗めの配色パターンに対し明るい要素を持ってくることでその部分が浮き上がったように。また、全体が明るめの配色に対して暗めの要素を持ってくることでその部分がへこんだような印象を受けて際立ちます。

向き

向き
位置と同じ事が言えますが、これは位置はそのままで向きを変えただけです。角度を変えるだけでも要素とのあいだに余白がしっかりとれていれば十分に目立ちます。

彩度

彩度
彩度の低い中に高彩度の要素を持ってくると同じ基調の中でも目立たせることができます。

大きさ

大きさ
小さいものより大きい物が目立つ事を利用した目立たせ方です。周りの要素より大きい物は注目を集めますね。

質感

質感
他の部分と質感を変えることで目立たせる手段です。よく見かけるものとしてはボタンに見立てたグラデーションとかが上がりますね。

形状

形状
形状そのものを変えることで目立たせます。

以上で8点になります。これらはリンク先にも記載されている通り、単独で活用しても複合で活用しても効果的です。
それぞれ目立たせるために行っている事は違いますが、共通して言えるのは「一定のリズムに対して、目立たせたい部分に変化をもたらせる」という事です。

規則正しく並んだ物というのは人間の目で見ると安心感を感じて意識しづらくなります。
人が何かに目を奪われる、意識を奪われる時はそこに違和感を感じる時であり、デザインを行う上で要素を目立たせるには欠かすことの出来ない重要なポイントとなります。

3.情報を整理する

上記において目立たせるための施策は少し理解出来たかと思いますが、勿論これが全てではありませんし、テクニックそのものが大事なわけでもありません。

デザインは見せる側と、見る側のコミュニケーションを円滑に行うためのものであり、それを機能させることにあります。
今回書いた「目立たせる」という事に関してもどの要素を、どういった理由で目立たせる必要があるのか?他の要素とどれだけ差を付けるのか?と考えることは色々とありますので
まず情報をしっかり整理する事が必要不可欠です。

その上で必要となるテクニックやルールと言った引き出しをどれだけ持っているかがデザイナーとしての武器になりますし、強みになると思いますので、日々のインプットや自身の考えを持つことは非常に大事だと言えます。

4.参考文献

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